まず、色んなThunderbird受信エラーってのがあるみたいですが、大抵の事はアカウントを設定しなおすとか、拡張機能を入れなおすとかで対処できます。↓で紹介したエラー以外の対処法はまず、設定をやり直す事から始まります。一応。


「パスワードの送信は成功しませんでした。メールサーバーlocalhostが応答しました。negative vibes 」

このメッセージが出まして。
まいりました。まったくHotmailがThunderbirdで受信できない。
自サイトでThunderBirdでのHotmail受信を紹介しているだけに解決しないと、ちとマズイ。

原因は多分拡張機能の「Hotmail extension」をアップデートした事だと思います。


対処法を見つけようと検索するもイマイチ見つからず、色々やってみました。
そもそものアカウントを入れなおしたり以前使っていた拡張機能に戻してみたり。
これがまた効果なし。で。いつの間にか発見したのでご報告。



まず、Thunderbirdを開き、「ツール」→「拡張機能」



↑こんな画面が出てきます。
一番上のは無視してください。今回とはまったく関係のない拡張機能ですから。

で。



Hotmail extensionを選択し、「設定」をクリック。




Screen Ripperという所にチェックが入っています。これを↓


に変更。これで受信できるようになりました。




ちなみにこの話には後日談もありまして。
この問題が起こって、↑のやり方で対処した後、もう一度Hotmail 0.4.2にアップデートしました。
その後、Web DAVからScreen Ripperに戻しても問題なく受信できてます。
このバージョンアップはこの問題に対応したって解釈してるんですが・・・

「Hotmail extension」に関してですが↑で紹介している画像は「Hotmail 0.4.2」になってます。

これはキャプチャする時アップデートしたあとだったからです。お気になさらずに。

なんかHotmail自体がWeb DAVを有料化させようとしてますね。
というよりも無料版のHotmailではすでにWeb DAVが使えなくなる事が決定しています。

以前Hotmailの方から「有料版がでるぞー」「無料版ちゃんと使ってないと使えなくなるぞー」 的な連絡が来てたことを思い出しましたが、
あの時点でアクセスしてなかった人や、アカウントがある時以降に取得された物なんかだと、すでにWeb DAV機能が無料では使えなくなっているようです。

ですから↑で紹介したやり方で同じエラー画面が出なくなったら、すかさず拡張機能をアップデートし、設定を戻す方がいいと思います。
紹介したやり方は一時的なものとお考えください。



補足
WebDAVとは
http://e-words.jp/w/WebDAV.html

WWW で ファイル の転送に使われる HTTP を拡張し、 クライアント ( Webブラウザ )から Webサーバ 上のファイルや フォルダ を管理できるようにした仕様。HTTP 1.1を拡張した仕様で、 IETF によってRFC 2518として定義されている。
  従来のHTTPはWebサーバが公開しているファイルをWebブラウザへ送信するための プロトコル だったが、WebDAVはこれを拡張し、クライアントで作成された文書を サーバ に送信して公開したり、サーバ上のファイルやフォルダの一覧を取得したり、ファイル・フォルダの 複製 ・移動・削除が行なえるようになっている。
  基本的なファイル・フォルダ管理機能のほかにも、 Webページ の作者や作成日などの付加情報を管理する機能や、編集中の文書を他のユーザが書き換えられないように保護( ロック )する機能、ファイルの修正情報(リビジョン情報)を管理する機能などがある。
  誰でもサーバの内容を改変できるのは危険なため、通常は、ユーザ名とパスワードによるユーザ 認証 を行ない、権限のあるユーザのみがWebDAVを利用できるよう設定する。
  ファイル転送などの機能は FTP に近いとも言えるが、HTTPの拡張仕様であるため、 SSL による 暗号化 や プロキシ などをそのまま利用することができる。
  WebDAVを利用するには、WebサーバとWebブラウザの双方が対応している必要がある。最近では、 Internet Explorer や IIS 、 Apache など有名な ソフトウェア の最新版はたいていWebDAVに対応しているか、簡単にWebDAV機能を追加できるようになっている。

うーん。この説明だとサーバーレベルの話ばっかりが目立ってよく分かりませんね。
まぁなんとなくで結構です。理解する必要はありません。


いつもの注意書き
私個人の環境ではこれで問題なく動作しておりますが、動作を保障するものではありませんので悪しからずご了承ください。